音色が良くなる!3つのチェックポイント

はらゆか です。


私が対面でレッスンをするとき、
音色が良くなるために
いつも最初にチェックしていただいてること
をご紹介しますね。


かなり劇的に変化する方が多いです!
次のようなことが当てはまる方には
特にオススメです。


●音色が暗い

●伸ばしてるときはいいけど、

細かい動きになると音色が潰れる

●fやffが出しにくい/苦手




それでは何をチェックするかというと...

アンブシュア
(吹くときの口の形/セッティング)です。


「そんな根本的なこと?」

と思われるかもしれませんが、
根本的だからこそ音色への影響がダイレクトなんです!


それではアンブシュアのチェック方法を
お伝えしますね。




【1. 上下の歯を垂直に揃える】


口を閉じてるとき、上の歯より下の歯の方が手前に引っ込んでる方が多いと思います。

(逆の方、もしくは最初から垂直に揃ってる方は
この項目を飛ばしていただいて大丈夫です。)


下の歯が手前に引っ込んだまま吹くと、
息の通り道がぐにゃっと曲がってしまいます。


下アゴを少し前に出して、上下の歯を垂直に揃えてみてください!


そうすると息が真っ直ぐ水平に出ていくので、

音へのストレスが減って
音色も明るくなります。




【2. 上下の歯の間を開ける】


歯が垂直に揃えられたら、次は
上下の歯の間がどれくらい開いてるか
に注目しましょう。


普段口を閉じてるときは
ほとんど開いてないと思います。

しかし、そのまま吹くと息の通り道が
細すぎて暗い音色になりやすいんです。


上下の歯の間は少し開けた状態をキープして
演奏してみてください。



だいたい人差し指の爪の先を1/3噛んだときくらい開けると良いと思います。



上下の歯の間を開けると、口の中も自然と
広くなるので音色が明るくなります。



人によって丁度イイ開け具合は変わりますので、

自分はどれくらい開けるのがベストなのかを探してみてくださいね。




【3. アパチュア(唇の息の
通り道)を開けっ放しにする】


さて、ここまでで歯の位置がきまったので
最後に注目するのはです。



まずは、音の始まりを「Pu」と発音してないか
チェックしてみてください。

↑こうなってる方、意外と多いです!


(ラッパの音といえば「プップー」
というイメージが世間的に強いのも
原因かもしれません。)


「Pu」だと一度アパチュアを閉じた状態から音がスタートしますよね。

アパチュアが閉じてる=息の通り道が無いor狭いので、
音色も狭くなってしまいます。


アパチュアは開けたままで
「Tu(トゥ)」と発音してみましょう!

スタートから息の通り道が広いので、
細かい音になっても明るく広い音色をキープできます。



また、「Tu」と発音できている方も
●アパチュアが閉じてないか
●発音するとき狭くなってないか

をチェックしてみてくださいね。



アパチュアは常に開いてる状態を
キープしましょう。





以上のチェックポイント3点をまとめると...


上下の歯を垂直に揃えて

上下の歯の間を開けて

アパチュアを開ける




こんなアンブシュアが良い音色への近道
になります。

また、息の通り道がしっかり確保されるのでたくさん息を出せて
fやffを出しやすくなります。


ぜひ試してみてください!



最後まで読んで頂きありがとうございました。

あなたがトロンボーンを思い切り
楽しめることを心から応援しています。

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